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「パワーをインする」という意味で、「力を注ぐ」という言語的な意味がありますが、「力を引き出していく」という意味もあります。「エンパワーメント」が、初めて活字として用いられたのは、1976年にソロモンが著した『黒人のエンパワーメント』といわれています。
そして、その言葉は、現在は権限委譲と能力開発という2つの要素にまとまりつつあり、医療・保健・福祉・教育・企業などあらゆる分野において用いられています。
エンパワーメントでは、「自分らしさを活かして自立して生きる」という、内在、外在する力を活かす意味を提唱しています。これは、チームや組織、コミュニティ等の集団内での相互の関係性を捉えた自立を意味しています。(Person
in Relation, Person in Community)


カウンセリングは個人のもつ悩みや不安などの心理的問題について話し合い、解決のために援助・助言をするものです。その起源は、職業指導、知能検査、精神衛生などの取り組みから始まったとされています。エンパワーメントでは、カウンセリングは「相手の内省的な行動を促すコミュニケーション」だとしています。そして、自分自身で蓋をしてしまった力や自己治癒力を開けることによって、自分らしさの発見や発揮、問題の縮減、ストレスの解消、ライフスタイルの改善などを行うものとしています。エンパワーメントのカウンセリングは、受容・共感・自己一致をベースにした傾聴技術を用い、自己理解、他者理解、心身の理解、ライフスタイルの設定というような流れで進めていきます。


「コーチ」という言葉の語源は「馬車」のことを指し、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味があります。1980年代、ティモシー・ガルウェイ(『インナーテニス』の著者)等が全く新しい理念に基づくコミュニケーションとして紹介しました。
コーチングは「相手の自発的な行動を促すコミュニケーション」です。エンパワーコーチングでは、相手だけではなく「自分の自発的な行動を促すコミュニケーション」としても伝えています。


エンパワーコーチングは、コーチングの中でも唯一セルフコーチング型で応用できるものです。自己に対してもエンパワーメントを行っていくことができるスタイルで、自分自身の強みを活かしたり、あらゆることから学びを得たりする全方位のアプローチであることが、エンパワーメントのコーチングが他のコーチングと最も違うところです。これは、「誰もが、自己の問題を乗り越えられる能力がある」という理念からもくるスタイルです。エンパワーコーチングのコーチは、学びのためにコーチをつけること以上に、目の前の現実から学ぶ姿勢を大切にしています。
また、この他、人間の感覚全てを用いる技術、あらゆる種類(例えばカラーコーチング等)のコーチングを用いる技術、業界最短の学習で活かせる技術であるところも他とは異なるところです。 |